学園紹介

理事長・校長挨拶

Message from Chairperson and Principal

理事長挨拶

新しい時代に向かい教育環境のさらなる進化を目指して

学校法人 細田学園 理事長 持田直人 先生

未来を創る担い手たちへ

細田学園は1921年(大正10年)すなわち大正デモクラシーまっただ中の創立です。女性の社会的地位が低かった時代の中、若い女性たちに“豊かな教養”と“経済能力”を得させようという先駆的な使命をもって設立されました。

刻々と変化する社会情勢に対応しつつ、1999年(平成11年)から共学へと移行しました。ただ、学園の精神の基は変わることなく「愛と奉仕」です。そして“自主と開拓”の活力を培ってまいりました。

国際交流・国際理解教育にも積極的に取り組み、人類平等・博愛の精神を養うことこそ、「愛と奉仕」の神髄と考えております。 また、本学園は、知育・徳育・体育に加え「美育」を提唱します。美しいもの、それは芸術というジャンルだけを意味するものでなく、真なるもの、善なるものに通じます。美なるものに感動する心こそ人間性の極みと考えるからです。
本学園は、英国首相であったSir Winston Churchillの孫娘のLady Celia SandysをSchool Adviser(顧問)に迎えました。彼女はチャーチルの言葉として“ Never, never give in.”(決して挫けるな)という言葉を生徒たちに与えました。われわれは建学の精神である「愛と奉仕」のもとで、この「挫けるな 」(Never give in.)を、生徒指導のモットーとしております。 本学園は、2021年に創立100 周年を迎えました。ただ、その伝統に溺れることなく常に創造していかなければなりません。より一層良いものに向かう、“Next one is the best one.”の精神で進むよう努力しています。

校長挨拶

現在そして未来 最高の自分で飛躍する

細田学園高等学校 校長 新井 健志 先生

世界は日々刻々と変化し続けています。皆さんが生きる未来は、大きな進化を遂げた明るい未来になる一方、今よりも複雑で不確実になり、その結果、予測困難な世界になっていきます。我々は、そのような未来で生きていくために必要な素養として、人と人とが温かく信頼し合える関係づくり、人を想い、優しさを持って人に接することの大切さが見直されていくと考えています。

本学園は100年続く建学の精神「愛と奉仕」のもと、豊かな人間性を育む教育に重点を置いてまいりました。さらに、次世代型の教育プログラムの中で、主体的・能動的に取り組む姿勢を身に付けながら、着実な進学実績の向上も実現しています。善い人間性と深い学識を修得することが、この先の不透明な時代・社会で秀でるための要諦であると考えています。
細田学園の3年間を通して、級友・先輩・後輩と勉学・部活動・学校行事に励み切磋琢磨しながら、次世代のリーダーとして、大いに活躍するための土台をしっかりと創り上げてほしいと願っています。その成長を我々も全身全霊をもって導いてまいります。
中学生の皆さん、細田学園は意欲溢れる生徒を歓迎します。2021年に創立100周年を迎え、次の100年に向け踏み出している本学園で、未来を創造してみませんか。