細田学園の教育

リーダー教育

Leadership Training

次世代の社会を担うリーダーを育てる

世界は常に変化し、時として私たちの想像力を超える方向へと進んでいくことがあります。不確かな世界の行方に社会が混乱するとき、求められるのは真のリーダーシップです。だから細田学園は独自のリーダー教育を実施しています。
細田学園のリーダー教育では、特進H・特進コースの生徒たちを対象に、リーダーとしての人間性を高めていきながら、グループを率いていくためのスキルや方法論を身につけることを目指しています。平成27年度に特進H・特進コースの生徒たちが取り組んだ様子をご紹介します。

リーダー教育実施方法
リーダー教育は1年次の2学期から約1年半をかけて、週1回の総合学習の時間に行います。世界や日本で起こりうる具体的な社会課題を題材に、右記のような段階を踏みながら、グループで協力して解決策の策定まで議論を重ねます。その後、各業界で活躍しているプロからのフィードバックを通して、本物のリーダーの考え方と動き方に触れることで、さらに思考を深めます。
01 考え方・動き方を知る
優れたリーダーとは、どういう人物なのだろう
物事をどう考え、どう行動するのだろう

リーダーに必要な人間性、物事を分析する方法、新しいアイデアの発想法ばどを、ロールプレイやディスカッションを取り入れながら考えます。
02 現状把握
具体的な課題が提示された!
この課題が提示される裏には何があるのだろう

課題を深く考察し、その背景を見つめます。
普段からアクティブラーニングを実践しているため、クリティカルシンキング(批判的思考)の習慣が芽生えています。
03 課題抽出
表面には現れていない課題がみえてきた
私たちはその課題にどう対処するのか

本当の課題は何なのか。客観的な裏付けによって、課題を抽出します。正しい解決策を導き出すために、生徒は一人1台持っている自分のPCを使って調査を進め、議論を重ねていきます。
04 解決策策定
各班それぞれの解決策
そしていよいよ最終プレゼンテーション

データの出し方にまで気を配りながら最善のプレゼンテーションをめざします。発表者に対して鋭い質問をする姿に、発言力や分析力が培われた成長が見られます。
05 フィードバック
細田学園リーダー教育のフィードバックはプロから
リーダー教育だからこそ大切な瞬間

ここがリーダー教育の真骨頂。プレゼンテーションで終わりません。ゲストスピーカーからのフィードバックを受けられ、客観的な評価とアドバイスをもらうことができます。これが更なる成長を促します。