様々なテクノロジーが加速度的に発展していく中、時代はどのように変化していき、
次世代を生きる若者たちはその中でどのように活躍していくのでしょうか。
元IBMのエンジニアで、世界屈指の未来学者としても知られるダ・ヴィンチ研究所トーマス・フレイ所長は、
「2030年には、全世界の雇用の半分である20億人の雇用が消えるだろう」と予想しています。
しかしその反面、今は存在しない新しい職業がいくつも生まれ、このサイクルが今後更に加速し、
繰り返していくと私たちは考えています。
こうした劇的な変化は、社会の仕組みそのものを大きく変えていき、私たちは否が応でもその変化の激しい時代を
生きていかなくてはなりません。
変化が速く、混沌とした時代の中で、彼らが未来を創り出す側になるために、
「未来創造力」として4つの力が必要になると我々は考えています。
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「捉える力」
状況を見極め、何が問題であるかを分析して定義する力 -
「考える力」
問題の解決には何が必要で、どのようにしたらよいのか考える力 -
「動く力・動かす力」
周りを巻き込み、協力しながら、実際に行い、検証、修正していく力 -
「乗り越える力」
何度失敗しても立ち上がり乗り越える力
こうした「未来創造力」を養うために、細田学園では特徴的なコンテンツを展開し、若年層のうちから未来に必要な力を身につけていける環境をデザインしています。
次世代型教科教育 DITOメソッド
細田学園独自の学びの手法として「DITO」メソッドを採用しています。
「DITO」とは、学びを深めていくときの 「Define(定義する)→Input(入力する)→Think over(熟考する)→Output(出力する)」
という一連の行為であり、この行為を繰り返し行うサイクルのことです。
この一連のサイクルを繰り返すことにより、多面的に、深くdots【原体験】を獲得できると考えています。
細田学園の全ての学習活動は「DITO」を意識してデザインされており、これを日常的に何度も繰り返すことによって、
生徒は自然と「捉える力」「考える力」「動く力・動かす力」「乗り越える力」を身につけることができます。
サブジェクトウィーク
細田学園では教科横断型の教育コンテンツ「Subject Week PROGRAM」を準備しています。
これは学期に一度、各教科専門の知識を持った教員が、共通のSubject(テーマ)に沿った授業を一斉に展開するものです。
さまざまな授業で教員から幅広い知識を得たり、グループワークで友人と協力して調査や議論を進めていくうち、自分だけでは到達できなかったブレークスルーを体験し、協同の面白さを学んでいきます。
この活動を通して生徒は自然と物事に関する多面的な視野を身につけ、物事を的確にとらえる訓練ができます。
また、全教科に共通のSubject(テーマ)を設定しているため、各教科の特徴的な視点、思考法を感じて、自分の興味関心がどこにあるのかを知る機会となるはずです。
加えて、自分の価値観とは異なる視点を受け入れることが、将来の変化を積極的に受け入れる役割も果たせると考えています。
リーダー教育
細田学園では独自のリーダー教育を実施しています。
リーダー教育では、リーダーとしての人間性を高めていきながら、グループを率いて行くためのスキルや方法論を身につけることを目的としています。
リーダーとしての考え方・動き方を学び、世界や日本で起こりうる具体的な社会課題を題材に、グループで協力して現状を把握、課題を抽出して解決策を策定しプレゼンテーションします。その発表に対し、世界で活躍する若手リーダーからフィードバックを頂きます。
自ら考えた後、本物のリーダーの考え方と動き方に触れることで、「未来を創る側」の体験をしてもらいたいと考えています。
ICT教育
すでに世界はICTなくしては語れない時代になっています。
「未来創造力」を身につけるために、中高生のうちからICTスキルを習得し、ICTを利用して世界の物事を幅広く学ぶことによって、未来に起こる変化が生徒の中で自然なことになるようにしていきたいと考えています。
そのためにまず、1人1台PCを所持して頂き、教員、生徒同士で繋がっていきます。HR管理システム、課題提示、提出、意見交換、プレゼンテーション作成の同時進行など、基本的なICTスキルの獲得と共に、タイムシフト・ロケーションシフトを使いこなせるようになっていきます。
また、プログラミング教育も積極的に取り入れ、未来を創るために必要なICTの基礎能力を身につけてほしいと考えています。
新テストへの対応と最難関大学合格への学力養成プログラム
社会が変化し、時代の要請に応えるように、文部科学省は2020年より、センター試験に替わる新方式の大学入学共通テストの運用を決定しました。
細田学園では、数年前からプロジェクトチームを立ち上げて研究し、準備を進めています。従来の詰め込み式の学習ではなく、「問題発見力」や「分析的な視点」、「思考力」や「表現力」等を養う様々なプログラムをすでに展開しており、今回の変更にも十分対応できるカリキュラムを準備しています。
新テストに向けた万全な対応はもちろんのこと、大学入試研究にも力を入れ、最難関大学合格への学力養成も十分に対応しています。
※記載している内容は変更となる場合がございます。