夏季休業期間中に，希望者で社会科のフィールドワーク，題して「伊勢・熊野古道を歩む旅」に出かけてきました。

伊勢神宮では正式な参拝方法に則り，まずは外宮→内宮の順に参拝。鳥居をくぐった瞬間，神聖な空気を肌身で感じ，2000年の歴史を有する日本人の心のふるさとを実感しました。

続いてバスで南下して熊野古道へ。途中に七里御浜へ立ち寄りつつ，ガイドさんの案内で滝自体が御神体である「那智の滝」を目指します。その後，「熊野那智大社」から「大門坂」まで，長く続く山道に生徒はてこずりながらも，帰路は達成感に満ちていました。

最終日には名古屋に立ち寄り，「トヨタ産業技術記念館」へ。製糸業などの軽工業から，自動車などを扱う重工業へと変化していったトヨタの歴史を体感します。目の前に広がる数々の機械を前に，生徒は興味津々の様子。その後は「名古屋城」へ，当時の戦国大名の生き様や生きた証を感じていました。

学んだ知識を実体験と結びつける，このような体験をたくさんの教科で重ねて欲しいと細田学園中学校は考えています。次回は冬季のフィールドワークですね！